Kali Linux のハードディスクへのインストール
Kali Linuxのインストール要件
パソコンにKali Linuxをインストールするのは簡単だ。まず、互換性のあるコンピュータハードウェアが必要だ。Kaliは、i386、amd64、ARM(ARMELとARMHFの両方)プラットフォームをサポートしている。以下のハードウェア要件は最低限のものであるが、よいハードウェアの方がパフォーマンスが向上する。i386イメージにはデフォルトのPAEカーネルを含むので、4GB以上のRAMを搭載したシステム上で実行できる。 Kali Linuxをダウンロードし、インストールメディアとしてISOをDVDに書き込むか、Kali Linux Live USBドライブを準備する。パソコンにDVDドライブまたはUSBポートがない場合は、 Kali Linux Network Installを参照する。インストールの前提条件
- Kali Linuxのインストールに最低20 GBのディスクスペース
- i386およびamd64アーキテクチャのRAM。最小:1GB、推奨:2GB以上
- CD/DVDドライブか、USBブートのサポート
インストールの準備
- Kali linuxをダウンロードする
- Kali Linux ISOをDVDに書き込むか、Kali Linux LiveをUSBに書き込む
- BIOSでCDか、USBから起動するようにパソコンが設定されていることを確認する
Kali Linuxのインストール手順
- インストールを開始するには、選択したインストールメディアで起動する。Kali 起動画面が表示される。グラフィカルインストールか、テキストモードインストールを選択する。 この例では、GUIインストールを選択した。
- 言語と国の場所を選択する。 適切なキーマップを使用してキーボードを設定する。
- 地理的な場所を指定する。
- インストーラがイメージをハードディスクにコピーし、ネットワークインターフェイスを調べ、システムのホスト名を入力するように求める。以下の例では、ホスト名として "kali"を入力した。
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オプションで、このシステムで使用するデフォルトのドメイン名を指定することもできる。
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次に、システムのroot以外のユーザーのフルネームを指定する。
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指定したフルネームに基づいて、デフォルトのユーザーIDが作成される。好みに応じて変更することもできる。
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次に、タイムゾーンを設定する。
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インストーラはディスクを調査し、4つの選択肢を提供する。この例では、コンピュータ上のディスク全体を使用して、LVM(論理ボリュームマネージャ)は設定しない。 経験を積んだユーザーは、より細かい設定をするために、「マニュアル」パーティショニングを使用することができる。
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パーティショニングするディスクを選択する。
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必要に応じて、すべてのファイルを単一のパーティション(デフォルト)に保存するか、1つまたは複数のトップレベルディレクトリ用に別々のパーティションにするかを選択できる。どちらが選択してよいかわからない場合は、「すべてのファイルを1つのパーティションに入れる」を選択する。
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次に、インストーラが元に戻せない変更を行う前に、ディスク設定を確認する最後のチャンスがある。 [ 続行 ]をクリックすると、インストーラーが動作し、インストールがほぼ完了する。
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ネットワークミラーを設定する。 Kaliは、アプリケーションの配布にセントラル・リポジトリを使用する。必要に応じて、適切なプロキシ情報を入力する必要がある。
注意! この画面で”NO”を選択すると、Kaliリポジトリからパッケージをインストールすることはできない。 -
次に、GRUBをインストールする。
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最後に、インストールメディアを抜いて、”Continue”をクリックして新しいKaliを再起動する。
インストール後
Kali Linuxのインストールが完了したら、システムをカスタマイズするときだ。 私たちのサイトのKali General Useセクションにはより多くの情報がある。また、 ユーザーフォーラムでは、Kaliを最大限に活用するためのヒントを見つけることもできる。















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